御諏訪太鼓楽園では子供から大人まで太鼓を指導しており、現在も生徒を募集しております。

1人打ち・3人以上の組太鼓・10人以上の組太鼓オーケストラ・獅子舞・神竜舞など承ります。

締太鼓、田楽太鼓、長胴太鼓から、鳴りもの、各種取り揃えております。

奈良県 興福寺奉納演奏 行ってきました


 

写真:MUSIC PHOTO OFFICE Sato Oto 平松俊之

10月3日(日)

世界遺産の興福寺(奈良市)にて奉納演奏をさせていただきました。

御諏訪太鼓初代宗家小口大八、天平の守護神・阿修羅をテーマにした自作曲「阿修羅」その名曲を阿修羅像を所有している興福寺にて奉納演奏。ついに念願の日がやってきました。

お天気にも恵まれ、国宝の東金堂と五重塔そばのすばらしい舞台の上での奉納演奏。長野からのツアー客のみなさまや、足を止めて聞いてくださった参拝者のみなさまなど約200人もの方々に宗家や宗家の娘・孫の思いがいっぱいつまった「阿修羅」を聞いていただくことができました。

「阿修羅」は小口大八宗家が人生の喜びや苦しみを三つの表情を持つ阿修羅と重ね合わせて作った20分の大曲。阿修羅像を所有している興福寺での演奏を熱望していましたが、2008年6月永眠。宗家の思いを実現したく、同年11月頃から興福寺への奉納演奏を申し込み続けた結果、今年7月に快い返事をいただき10月3日の奉納演奏となりました。

演奏を終えて宗家の孫・山本麻琴さんは「体の動くままに演奏でき、祖父が一緒に打ってくれたみたい。」宗家の娘・佳澄さんは「父が一緒に太鼓を打ってたみたいな、とても不思議な感覚ですごいパワーもらった。」と語ってくれました。親子で同じく宗家を感じたのだから、興福寺の舞台上できっと一緒に「阿修羅」を演奏し、3世代での念願の興福寺奉納演奏は実現したのだろうと私は感じました。

最後に奉納演奏に快いお返事を頂きました興福寺様に感謝申し上げます。

取材にもご協力頂いた「長野日報」「信濃毎日新聞」「市民新聞」「中日新聞」「読売新聞」「LCV」「NHK奈良」各新聞社・テレビ局様ご協力ありがとうございました。